病棟よりも給料が下がる？訪問看護師の年収について

こんにちは現役訪問看護師のかるぼです。

訪問看護には興味があるけど、病棟よりも給与が大幅に下がってしまうのではないか、給与はどのくらいなのか？と考えている方は多いのではないでしょうか。

そんな方々へ、本ブログでは訪問看護師の給与がどのくらいなのか紹介させていただきます。

訪問看護師の平均年収について

訪問看護師の給料を看護師全体と比較してみます。

看護師全体に占める病棟看護師の割合が％であるため、こちらのデータはほとんど病棟看護師のデータとして捉えます。

表を見ると年収の総額は７０万近く差があることが分かります。やはり病棟看護師と比較すると夜勤がない分、年収が下がってしまう傾向があります。

しかし、逆に言えば訪問看護師は日勤のみの勤務で病棟よりも残業時間が少ない傾向があるので体に無理なく働くことができるとも言えます。また、訪問看護は訪問件数に応じてインセンティブを設けているところが多いので、頑張れば頑張るほど給与が増えるというメリットもあります。

給与・待遇面のメリットについて以下にまとめてみました。

訪問看護師	病棟看護師
・夜勤業務がないため、生活リズムが整う・カレンダー通りの勤務であることが多く、年末年始などもほとんど休みが取れる。・残業時間が少ない。前残業は基本なし。・訪問件数が増えるとインセンティブを得られる事業所が多い。・副業可能であることが多い。	・年齢を重ねても管理職や外来看護師以外は基本夜勤がある。・シフト制のため土日や年末年始も勤務する必要がある。・残業が多い。情報収集のため前残業しやすい。・重症度の高い患者を多く受け持っても給与は変わらない。・副業不可であることが多い。

年収には差がありますが、訪問看護師には上記のメリットがあります。

働き方において重視する点は人それぞれ異なると思いますので、自分に合った働き方を見つけていくのが1番良いと思います。

私個人的には副業することができることが一番大きいと感じています。

最近は看護師の単発派遣やアプリでの勤務が可能なため、追加で給与を得る方法もあります。

訪問看護をやりながらさらに給与も保ちたい！という方は訪問看護＋副業で稼ぐ方法が合っているかもしれないですね。最近ではフレックス制を取り入れており、副業しやすい訪問看護ステーションも増えてきています。

いかがだったでしょうか。

訪問看護師と病棟看護師の年収には約70万ほどの差がありますが、

給与以上に訪問看護師として働くメリットはあると思います。

私自身、病棟で勤務していた時の給与は良かったのですが、夜勤がキツかったり、年越し夜勤のシフトになったりと大変だった記憶があります。

本記事で少しでも訪問看護師としての働き方に興味を持っていただければ幸いです。

今後も訪問看護師の業務内容ややりがい等の情報発信をして参りますのでよろしくお願いします。